社会とのよりよい関係を構築するための研究に取り組む
社会と原子力発電のより良い関係を構築することをめざし、いろいろな角度から原子力発電に対する社会意識動向の調査を行うとともに、適切な情報発信やコミュニケーションのあり方の研究にも取り組んでいます。

原子力発電に対する世論の継続調査
1993年以降、継続的に原子力発電に対する世論調査を実施。東京電力福島第一原子力発電所以降の変化も踏まえ、賛否にとどまらず、その背後にある認識の変化もとらえています。


原子力発電の諸課題に関する各種受止め調査
子どもたちへのエネルギー環境教育を推進
エネルギー問題研究領域では、現代社会における望ましいエネルギーの利用方法等について研究を行い、エネルギー問題を国民一人ひとりが自身の問題として考えられるよう、学校でのエネルギー環境教育の推進に取り組んでいます。また、エネルギー問題は、未来を担う子どもたちへの教育が特に重要との考えから、エネルギー環境教育のための学習用モデルや補助的教材等の開発を進め、その成果は出版物として広く社会に還元しています。

(エネルギー環境教育関西ワークショップ関連)

エネルギー環境教育関西ワークショップとの取組み
INSSが事務局を務める「エネルギー環境教育関西ワークショップ研究会(関西WS)」で、エネルギー・環境問題の視点を取り入れたデジタル教材を制作しました。(対象:小学校高学年以上)
関西WS会員の先生方が中心となって、「授業で使いやすく」、また「学習者自身がエネルギー・環境問題について自分ごと』として考えることを大事に」ということで考えてくれました。「答えを教える」のではなく、自ら考えるきっかけとなるよう「問いかけ」の教材になっています。
本教材を使用できる学習指導案やワークシートをあわせて添付しますので、授業づくりのご参考になれば幸いです。学習指導案等は、今後、充実させていく予定です。
また、本教材に関してご意見やご感想、「こんな授業ができるのでは?」などのご提案がございましたら、当社ホームページ「お問い合わせ」より、お気軽にお聞かせください。
★11%のくらしってどう?(動画4:23)
日本の「エネルギー自給率」がテーマです。「日本が外国との交流をやめてしまったら?」と仮定し、供給できるエネルギーが現状の「11%」になった場合の日常生活のイメージを想像します。あわせて、海外の主な国のエネルギー自給率も示し、資源の少ない日本のエネルギーについて考えられるようにしています。
●小学校 総合的な学習の時間 学習指導案(PDF)⇒こちらから
●中学社会科地理的分野 学習指導案(PDF)⇒こちらから
★地球を守れ!性格テスト(WEBコンテンツ)
学習者自身で興味のある分野を選ぶコンテンツです。「地球温暖化問題」がテーマで、それぞれの立場の人が言っていることは「本当に正しいのか」、学習者自身がタブレット等で情報を集めること(調べ学習)を目指します。リテラシー向上・育成のツールとしてもお使いいただけます。
●ワークシート(学習者/3・4年生用)(PDF)⇒こちらから
●ワークシート(学習者/5年生以上)(PDF)⇒こちらから
●解答例(先生用)(PDF)⇒こちらから
☆こちらのリンクからもご覧いただけます ⇒その他の公開資料
「エネルギー環境教育関西ワークショップ研究会」とは・・・
関西地域および福井県の教職員を中心とした教育関係者等が自主的に参加・活動する研究会です。
将来を担う子どもたちに、日本のエネルギー・環境問題について、正しく知り、考え、判断し、選択、行動ができるようになるための力を育成するために、エネルギー環境教育に関する実践研究の推進および普及促進に取り組んでいます。
⇒ 関西WSホームページ https://kansai-ws22.1web.jp/













