刊行物・関連書籍

  • 丸善プラネット(株)
    価格(税込み):540円
  • 著者 (株)原子力安全システム研究所
             社会システム研究所
  •  科学技術に携わる者、すなわち技術者のモラルは、互いに相手の人権を尊重し、それを守ることが基本である。人権は、すべての人が生まれながらにして持っている権利であり、職業、身分、思想、信条に関わりなく、人が等しく幸せを追求する権利である。
     科学技術の発展の歴史は、人に繁栄をもたらす技術の開発と、技術開発につきまとう危険性をできるだけ減らす苦闘の歴史でもあった。科学技術が巨大化した今日、人は科学技術の安全性の確保を一層強く求めている。いま、人が等しく求める幸せとは、安全な科学技術がもたらす繁栄のなかで、安心して生きることである。人権を守ることは、人の生き方の安全性を守ることに他ならない。
     このように、科学技術に携わる者のモラルの基本は、豊かな生活をもたらす科学技術を発展させるのみならず、科学技術の安全性を確保し、人に危険や不安を与えないことである。原子力など安全性の確保がとくに重要な分野においては、安全性確保の取り組みがモラルの必須要件である。
     科学技術に携わる者は、安全性の確保に日夜努めている。かれらは職場に働く仲間とともに安全意識を高め、教育と訓練に励んでいる。安全性確保のため、地道に取り組むことが、専門的な職業人として、モラルの基本に忠実であることの証である。
     本書は、モラルを単なる「精神訓話」とせず、モラルに関する実際の問題を取り上げ、モラルの向上と維持に役立てるため、いかなる方法を用いればよいのか、目標とチェックポイントを具体的に示している。
     科学技術に携わる者は、安全性の問題がどこにあるかを一般の人に正直に開示し、そのことによって一般の人との間に信頼関係を築き上げなければならない。信頼関係の構築には、一般の人が科学技術におけるモラルの問題に関心を寄せ、科学技術に携わる者に意見を述べることが望ましい。
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