技術システム研究所原子力発電の安全性・信頼性の一層の向上を求めて

原子力発電の安全性・信頼性の一層の向上を求めて
技術システム研究所長三島 嘉一郎
技術システム研究所長三島 嘉一郎

 技術システム研究所では、東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓に学び、海外の運転経験や動向にも留意しながら、原子力発電の安全性・信頼性の一層の向上に貢献することを目的に、現場に立脚しつつ科学的な視点から、以下のような調査・研究活動を進めています。

①高経年化対策研究
 我が国では運転期間が法律で制限されたとはいえ、原子力発電所を安全・安定に稼動するうえで高経年化対策の重要性に変わりありません。当分野では、先手管理につながる高経年化対策の提案を目指し、経年劣化のメカニズムの解明や予測・評価に関する研究、機器の非破壊検査・状態監視技術の研究を行っています。

②原子力情報研究
 原子力発電所の安全性向上に資するため、主として海外の原子力発電所の運転経験や良好事例、規制対応の動向等の情報収集・分析を行い、その結果を電力会社に報告し、必要に応じて、安全対策改善のための提言を行っています。

③技術支援研究
 当分野では、東京電力福島第一原子力発電所事故を教訓に、過酷事故の事象進展予測や影響緩和、原子力防災対応支援に関する研究を強化しました。また、原子力発電所の運転・保守の改善を目的に安全裕度評価に関する研究を行っています。

研究目的

原子力発電の安全性・信頼性の一層の向上を図るため、第三者的な立場から、外部ブレーンとの連携を図りながら運転・保守に直接関連した安全技術の向上をめざします。

研究センター・プロジェクト

  • 高経年化
    研究センター

    原子力発電所の長期運転に伴う
    機器・構造物の高経年化問題、
    品質保証や保守監理の
    経年劣化問題を包括的に研究
  • 原子力情報研究
    プロジェクト

    原子力技術情報の活用による
    安全性、信頼性向上に関する
    研究
  • 技術支援研究
    プロジェクト

    原子力発電所の運転および
    保守の安全性向上のための
    プラント安全評価と
    原子力防災対応支援に
    関する研究