刊行物・関連書籍

  • (株)原子力安全システム研究所
    価格(税込み):3,000円
  • 編 集
     (株)原子力安全システム研究所
  • 執筆者
     福谷 耕司 (原子力安全システム研究所 技術システム研究所)
     西岡 弘雅 (原子力安全システム研究所 技術システム研究所)
     藤井 克彦 (原子力安全システム研究所 技術システム研究所)
  •  ステンレス鋼は強度や耐食性に優れるとともに溶接・加工が容易であり、工業規模の使用実績に優れることから、原子力発電所では炉内構造物や配管・機器材料として使用されている。ステンレス鋼は優れた特性をもつ材料ではあるが、場合によっては応力腐食割れが発生し、また、多量の中性子の照射を受ける原子炉内機器では照射誘起応力腐食割れ(IASCC)が発生する場合があることが知られている。中性子による材料劣化は他の産業分野にはない原子力特有の現象である。現在、日本では55基の軽水炉が稼動しており、1970年代に建設された15基の運転期間が30年超えており高経年化時代を迎えている。中性子による照射損傷は時間とともに蓄積とともに進行する現象であり、IASCCは高経年化対策上最も重要と考えられる材料劣化現象のひとつとして認識されている。長期にわたり原子炉の健全性を確保する上で、炉内構造物材料であるステンレス鋼の中性子照射による性質変化を正しく把握することが重要である。
     本書は、原子力安全システム研究所が、実機で使用されたステンレス鋼の照射材を用いて、10年以上にわたり取り組んできた研究の成果を取りまとめたものである。第1章ではステンレス鋼の照射挙動についての知見を解説し、第2章ではミクロ組織とミクロ組成、第3章では機械的性質、第4章ではIASCCに関して得られた知見をまとめた。軽水炉のみならず様々な原子炉におけるステンレス鋼の中性子照射下での振る舞いに関する知見として活用されることを期待している。
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