Topics

2023.07.25

 2023年6月、弊社 釜谷主席研究員が日本保全学会において、論文賞を受賞いたしました。
                                             

受賞対象となった論文:
「Development of Reliability Assessment Model for Seismic Loading that considers Fatigue Damage」
                                             
受賞者:技術システム研究所 主席研究員 釜谷 昌幸 (Masayuki Kamaya) 

    大阪大学大学院工学研究科 特任教授 中村隆夫 (Takao Nakamura)
                                              
当該論文の概要:
 本論文では、経年劣化に伴って蓄積した疲労損傷量と地震荷重の大きさを入力として、機器損傷確率を算出する数値モデルを構築しました。疲労損傷量は、確率論的破壊力学手法を適用したモンテカルロ計算により亀裂寸法として定量化しました。このモデルを代表配管系に適用したところ、設計許容限界まで疲労損傷が蓄積しても、地震による配管の破損確率はほとんど変化しないことが示されました。これは、古いプラントでも壊れやすくなることはないことを示しており、原子力発電所の長期間運転の妥当性の根拠になり得ると考えています。
                                               
【日本保全学会論文賞について】
 本賞は、「保全学誌」あるいは「EJAM」に掲載され、著しく優れた論文を対象に贈られるものです。