エネルギー問題研究プロジェクト

子供たちへのエネルギー教育を推進する
開発途上国の急速な経済成長によるエネルギー需要の急増、それに伴うエネルギー資源の枯渇と化石燃料の大量消費が招く地球温暖化など-エネルギーを取り巻く状況は、さまざまな空間的・時間的要因が複雑に絡み合い、ますます深刻化しています。
エネルギー問題研究プロジェクトでは、エネルギー・エコノミー・エコロジーの均衡を視野に入れながら、現代社会における重要なエネルギー源の一つである原子力発電を中心に、望ましいエネルギー利用の仕方や人間生活と環境の関わりなどについて研究を行っています。
また、エネルギー問題を国民の一人ひとりが自身の問題として捉えるには、21世紀を担う子供たちに対する教育が特に重要との考えから、学校でのエネルギー環境教育の推進に重点的に取り組んでいます。「総合的な学習の時間」に対応させたエネルギー環境教育のための学習用モデルや補助的教材等の開発を進め、その成果は出版物として広く社会に還元しています。

- 発電のしくみを理解してもらうための実験キット
- セミナーでの発表
- 自転車をこいで発電を体験
- 原子力発電の役割についての授業
主な成果 – 書籍・冊子
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『エネルギー環境教育の学習用教材 小学校編』
(国土社/2004年) -
『エネルギー環境教育の学習用教材 中学校・高等学校編』
(国土社/2004年) -
『エネルギー環境教育の理論と実践』
(国土社/2005年) -
『山城中学校のエコな挑戦』
(国土社/2007年) -
『エネルギー環境教育の実践』
(国土社/2009年) -
『エネルギー環境教育の授業づくり 小学校編』
(国土社/2009年) -
『エネルギー環境教育の授業づくり 中学校編』
(国土社/2010年) -
『はじめまして ほうしゃせん』
(原子力安全システム研究所/2018年)